2025.10.28
日常でかかる肺炎の原因となる細菌の第1位は肺炎球菌です。肺炎は抵抗力や免疫力の低下などが要因となり、基礎疾患の有無や加齢によってかかりやすくなります。また、基礎疾患があると肺炎のリスクが高くなります。 基礎疾患の治療やコントロールと共に、 肺炎球菌による大人の肺炎を予防するために、成人用肺炎球菌ワクチンの接種をお勧めいたします。
成人用肺炎球菌ワクチンは当院では公費適応の23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)と、自費接種の21価肺炎球菌結合型ワクチン(キャップバックス)があり、カバーしている血清型が異なり、効果はキャップバックスの方が長期持続します。ニューモバックスを未接種の65歳未満の方はまずニューモバックス接種をお勧めいたします。接種歴がない66歳以上の方又は接種後1年以上の方はキャップバックスの自費接種(14000円)をお勧めいたします。ご希望の方は「キャップバックスを接種する方へ」をご確認の上、お電話又はWebでご予約下さい。キャップバックス予診票がダウンロードできますので記載してお持ちください。